事業に成功して10億円をくばる人がいる一方で、
「あと月に3万円あれば生活が楽になる」と困っている人もいます。
貧富の差が広がる中でお金に対するみんなの不安や意見をまとめした。
よその家のお金の事情を知る機会はめったにありません。
ニックネームで赤裸々に各家庭のお金の不安や悩みを語ってもらっています。ぜひごらんください。
この記事に書いてること
お金の心配はつきませんがやれることだけやっておこうと!
親の年金から生活費を受け取り、私のしょぼい収入と少しばかりの投資信託があることで、日々の生活はどうにか間に合っています。
介護、とりわけ親が病院へ行く、その付き添いがあるので、なかなか思うように働く時間がないのが現状です。
働く時間が短くなる分、いただけるお金も当然少なくなってきます。
介護に時間を使うことで、以前より収入も減りました。
それでも、お得な食材を買ったり、無駄遣いをしないようにすることで、生活がうまく回っているように思えます。
もう少し、収入を得られるように、濃い内容で働いて(例えばもう少し長く働くとか、単金が多い仕事を増やすとか)、
投資信託を強気でいけば、もう少し得るお金もあるのではと考えていますが、まだ迷っています。
(ハッピー印さん)
旦那の趣味が家計を圧迫!
今私は前の仕事を3人目の出産を期に退職しました。
旦那は飲食店でリーダー的な位置を任されていて、収入的にはまぁまぁあります。
以前はおこづかいが3万円だったのですが、お給料が上がったのを期に5万円になりました。
それも、旦那の要望です。
私はあがった分は子供たちのために貯金したいと言ったのですが、旦那は「それは、私が仕事始めてからでしょ」と言いました。
旦那はフィギュアなど、集める趣味があり、そちらにだいぶお金が費やされています。
どこかに出掛けた際にはけっこう散財するタイプです。
収入はそれなりにあるので、普通に生活していればやっていけるお給料だと思うのですが、旦那の浪費癖が今後家計を圧迫しそうで心配です。
(34歳 きみりんさん)
年金生活者が抱えている切実な思いと不安な日々
私は63歳で退職の道を選び、リタイアしてもう4年が経ちました。
退職を決断するに当たっては、我が家の家計状態や、将来貰える年金額について、約1年を掛けて調査しました。
その結果、会社を辞めても一応、我が家の経済が破綻してしまうようなことは、
当面なさそうと判断出来たので、長年勤めてきた会社を辞めて、晴れて自由の身となったのです。
昨年の我が家の収支決済は、殆どとんとんと言ったところでした。
今、我が家の収入は年金のみです。クラウドソーシングのライティングなどで僅かな収入はありますが、そんなものはへの突っ張りにもなりません。
このままずっとこの状況で推移してくれれば良いのですが、どうもそれは望めそうにありません。
先ず、物価は確実に上がっているのに年金は上がりません。
退職したことで買い物をする機会が増えたので、実感として分かるのですが、以前は200円代で買えたスーパーのお弁当が、今では400円に届こうとしています。
これはお弁当だけに言えることではありません。全ての生活用品がそうなのです。
また、最近気になっていることがあります、それは甚大な自然災害が大変多くなってきていることです。
災害の復旧には莫大な国費が使われますが、只でさえ少子高齢化が進み、税収が減少する中で、
このまま年金が上がらないにしても、維持されるのかが心配です。
近い将来、大幅な減額を余儀なくされるのではないかと、日々不安でたまりません。
(63歳 吉すけさん)
シングルマザー&老婆の尻つぼみ家庭
年金生活者の母とシングルマザーの家庭です。
と言っても2人の子供は、独立して家をでているので、正確にはマザーとは言えないかもしれません。
今現在は、遺族年金も入る母に生活費を出してもらっています。
私は、月10万くらいのパートで生活しているので、そうそう困った感じはありません。
が、母の年金が入らなくなった時、つまり母の死後は、月10万と貯蓄と65歳過ぎたら自分の年金で生活していかなくてはなりません。
家は、戸建てのうちがありますが、この補修費用もばかにはなりません。
今はランチや洋服を買ったりと暮らしていますが、先は真っ暗とは言えないまでもグレーな状況で不安があります。
(42歳 ひるゆりさん)
定年後10数年経った年金生活者の家計
早いもので私も定年後もう10数年が経ちました。
お金の悩みは何時の時もありますが、今回は定年度の後期高齢者の家計の悩みです。
私たちの時代は電車の沿線の郊外に郊外にと、庭付き1戸建てを目指した時代です。
このころはあまり公営の住宅地の募集もそれほどはありませんでした。
前に合った市営住宅とか社宅はだんだんなくなって行くような時代でした。
このころに公営の住宅とか賃貸の住宅の選択があったらよかったと思います。
そのため私たちも県の住宅供給公社が募集した案件に応募しましたが、まるで宝くじ並みの様子で、私たちの友人も同僚も誰も当たりませんでしたね。
そのため民間の住宅地です。
そのころはまだ高層のマンションも出てはいませんでした。
私の近くの県の住宅供給公社が開発したマンション風の団地がありました。
これは私たちが住宅を望んだときよりも大分前の時代でした。
ここはそのころではモダンだったのでしょうが、4階建て位でエレベーターもなかったです。
そのころは皆若かったので、4階くらいは歩けたのです。
その次に電車の沿線の住宅地です。私もあっちこっちに見に行きました。しかしちょっと横浜の奥に行くと、東京志向の住宅地です。
私は横浜の中心に勤めていましたので、約1時間くらいで通勤できるところを探して、今のJRからそこそこ離れた住宅地です。
これは結構な値段だったと思います。皆そうだったのですが、住宅ローンを組んでの住宅です。
これが勤めていた間の大半です。この返済と子供の教育費等でせいいっぱいで、それほど貯蓄には回せませんでした。
このころは私も仲間とマージャン、競馬、ゴルフ、パチンコ、自動車と結構お金を突っ込んだと思います。
その頃に遊びはそこそこにして、少し貯めていればと今では思います。
その後定年になって、退職金と今までにぼそぼそと貯めた貯蓄で、世帯としては3千万円位はあったと思いました。
この間も政府の高官が定年時には2千万円位は欲しいと言っていましたが、これは評判が悪かったですね。
年金行政に不安をあおるとかです。しかしこの見方は当たっていると思いました。
わたしも3千万円あれば充分やっていけると思っていたのです。
しかしその後子供たちが出て行った後のリフォームと母親が車いすになったときのバリアフリーへの改築。
また子供たちが家をとかマンションを買うとかでの頭金を貸してと、それぞれ200~300万円を持っていきました。
その後には家も築40年近くなると、その維持とか修理に経費が大分かかるのですね。
そのほか水周りとか給湯器とかの修理や交換です。あれほどあった貯蓄もいまはほとんどなくなりました。
その後私たち夫婦も歳を取っての医者通いです。これらは重篤なものではなく、加齢よるちょっとした病気です。
これはもう仕方がないものばかりです。私は逆流性胃炎、オシッコの悩み、白内障・緑内障とか膝痛・腰痛とかです。
カミさんも似たり寄ったりです。その後に母親が入院して、退院してきたときには要介護5になっていたのです。
もうこうなるとカミさんも力が入らないと、おしめの交換もままならない状態です。
母親も100歳になりました。老々介護もある程度で限界で、今は近くの特養老人ホームです。
これの費用が月々20万円近くで、母親の年金に私の足し増しで、何とかやっています。
その後の私の年金で日々の生活はしていますが、貯蓄がほとんでできないのが悩みです。
これでは入院も手術も受けられないです。もう救急車も呼べないです。安い葬式代で精一杯の状態です。
なんでこんなになったのかは分かりません。
(75歳 しげゆきさん)
学費が家計を圧迫して苦しいです
高校と大学に通う2人の子供がいますが、2人とも私立ですので学費が馬鹿にならないです。
いくら稼いでも家計は学費に吸い取られてしまう状況で苦しいです。
毎月のお給料の収支はトントンでヘタすると赤字になりそうな水準です。
ボーナスはまるまる学費と住宅ローンに消えてしまうため、年間収支が赤字にならないように何とか工面しています。
学費のピークはあて数年で終わると思いますが、住宅ローンはまだまだ返済に月日が掛かりますし、
次は老後の生活資金の蓄えも考えないとダメな年齢に差し掛かっています。
家族でのんびり温泉旅行したい気持ちはありますが暫くの間はガマンします。
所得水準は中流だと思いますが、子供には一定の学びを経験させたいし、
どこの家庭も同じ状況のようですので、節約しながら生活するしかないですね。
(konoyomi.jさん)
念願のマイホームで貧乏生活になりそう?
アラサー専業主婦です。アラフォー夫と食いしん坊娘と、たぬきのような犬と暮らしています。
現在夫氏のおばあちゃん、お父さんお母さんと大家族で生活していますが、
何かとストレスを感じ(優しいですけどね)ひょんなことからマイホーム購入計画をたてております。
実家暮らしだし、我が家の経済状況は安定しているように思われますが、
貯金ゼロ+夫氏小遣い5万円、高級腕時計持ち+週末は謎のフットサル大会と称した集まり&お食事会・・。
貯金ゼロは私のやりくりの下手さもありますが。
これに更に今後住宅ローンでは、我が家は火の車になることは間違いないでしょう。
アラフォーで1児の父になったのだから、もう少し節度のある生活をしてほしい・・と毎週末肩を落とす日々なのです。
(32歳 ゆかりさん)
節約するけれど、無理し過ぎは禁物!
私は夫婦2人暮らしで、今は旦那の給料で生活をしています。
年収が430万くらいなのでまあ、2人で暮らしていける給料ではありますが
外食などあまり贅沢は出来ないという状況です。
節約を意識しているので旦那のスマホで家計簿をつけています。
主にしている日々の節約についてです。
食料品は、お野菜やお米はスーパーより新鮮で安くて美味しいので野菜の直売所で購入しています。
コープの個配は1回の注文につき2000円程度の予算を目安にしています。
私も旦那もお刺身が大好きなので家から車で10分くらいのスーパーで出来る限り半額を狙っています。
これらのことを始めてから一番高かった時より1万円ほど節約出来ました。
水道料金の節約についてです。
旦那の休みの日や仕事帰りにダイエーで無料のピュアウォーターを汲んでご飯を炊くことお味噌汁などに利用します。
お風呂の残り湯で洗濯をします。残り湯で拭き掃除をすることもあります。
この結果、去年と同時期より1200円の節約にはなりましたがまだまだだなと思います。
もう少し改善出来るところがあれば知りたいと思っている今日このごろです。
(41歳 ぽりんちょさん)
住宅ローンと大学の学費は重荷
50代の夫婦です。10年前に一戸建て住宅を取得し毎月約11万円の支払いがあります。
当時はそれなりの会社で役員をしており夫婦共稼ぎという事もあり家計には余裕がありました。
しかし会社が傾きかけたので独立を考え退職しました。
これを契機に家計は苦しくなってきました。
独立はしましたが併せて会社時代からの自治体の外部委員や所属団体の役員などは辞められず、自分の会社は中途半端になり思ったように稼げなくなりました。
その後一人息子ではありますが私立大へ入学し、通学に車が必要な土地柄でこれまで以上にお金がかかるようになり大変です。
以前の勤務先での実績などを見ていてくれた人から会社顧問を依頼されているので、
いくらかは収入が増えますが、息子が大学を卒業しないと老後を考える余裕がないのが偽らざる思いです。
(52歳 yokomigiさん)
長男が大学進学、うれしいような、悲しいような
私は、内職専門の妻と5人の子供たちと千葉県で生活しています。
長男が今年、大学進学です。
うかるかは別ですが、とりあえず、高校は卒業します。
次男は、高校進学です。長女は、次男と双子なので、高校進学です。
三男と三女は、同じく双子なので、共に中学に進学です。
この子供らの進学費用だけでも、いくらかかるのかが心配で眠れません。
そのこと以外に、千葉県に台風が直撃したので、住宅の補修にもお金がかかります。
どこからかお金が湧き出てこないか、期待してまっています。
現在はまだ、補修工事は完了していないので、ブルーシートが貼ってあります。
まだしばらくは、がんばって、仕事を頑張らないと、子供たち家族に見せる顔がありません。
(49歳 ぴちぴちさん)